マンハッタン郊外にある住宅地、クイーンズのアストリア(Queens, Astoria)地区に、『アストリア・シーフード(Astoria Seafood)』という、ギリシャ系のシーフード料理が楽しめるレストランがあります。
通常のとは少し変わった形式のレストランで、アストリア地区ではとても人気となっています。
Astoria Seafood(アストリア・シーフード)ってどんなレストラン?
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『アストリア・シーフード(Astoria Seafood)』はロングアイランドシティ(Long Island City)の37 Aveと33 Stの角にひっそりと構えているレストランです。
もともとは今から10年以上前に魚の卸売市場としてオープンし、その後にレストランとしてもオープンしたそうです。
このレストランの特徴は、魚が卸売市場のように売られており、自分たちで魚を選び、そしてお任せで調理をしてもらうようになっています。
少し変わった形式のレストランのため、人気が広がり、ニューヨークの地元紙としても有名なニューヨークタイムズやニューヨーカー、その他のニューヨークの地元新聞などで掲載され、さらに人気が広がるようになりました。
アストリア・シーフードは、3世代に渡るギリシャの伝統に由来していて、現在のアストリア・シーフードでは、伝統的な家族のレシピを使用しているそう。オリーブオイル、塩、胡椒、レモンを出来立ての料理に取り入れているそうです。
実際にアストリア・シーフードへ行ってみました!
レストランの正面、エントランスはこんな感じです。ロックダウン前はお店の外まで人が並んでいた光景も見たことがあります。
外から見ると一見静かそうにに見えますが、店内へ入るとほぼ満席状態でお客さんでかなり賑わっていました。
店内へ入ると、新鮮なお魚や貝類が、さかな市場の売り場のように置かれている光景が目に入ります。
お魚は1匹丸ごとから、切り身まで用意されています。また、エビやホタテ、ムール貝などの貝類もあります。
たくさん置かれている新鮮な魚介類を、食べたい分だけ自分たちで取って袋に入れていきます。
自分たちが食べたいお魚などをビニール袋に入れて、そのまま会計を先に済ませます。基本的にはグリルで調理されますが、蒸し料理やフライ料理も要望を言えば調理してくれます!魚介の種類によってはおすすめの調理方法があるようなので、お店の人にオススメの調理方法を聞いてそれを頼んでもいいかもしれません。
※チップは食後にキャッシュで渡します。
お魚だけではなく、サラダもあります。
おすすめはグリークサラダです。オリーブがとても美味しくて、シーフード料理とよく合います!
自分たちが取ったお魚はキッチンで調理をしてくれて、自分たちのテーブルまでウェイターの人が運んできてくれます。
今回はお魚やエビ、ホタテはグリルにしてもらい、イカはフライにしてもらいました!!
お魚やエビのグリルは、オリーブオイルとガーリックの風味が引き立っていてとても美味しいです。
ドリンクは、ジュースは店内で購入ができますが、お酒は自分たちでの持ち込みになります。持ち込みの費用などは発生しませんでした。
カップや氷はウェイターに頼むと持ってきてくれます。
ちなみに私がアストリア・シーフードへ訪れた2020年11月時点では、席数に限りがありますが、店内での飲食も可能でした。
外にもテーブルが用意されていて、飲食が可能です。ただ、ニューヨークは11月頃から春までとても寒いので、店内での飲食をする人がこれから増えてきそうです。
アストリアシーフードは、お店の外から見ると一見分からないですが、店内へ入るととても活気があるレストランです。
お昼時はいつも混みがちです。そして夜はわりと早めに閉まってしまうので、ディナーの際は早めの6:00PM頃に行くことをおすすめします!(予約はできず、ウォークインのみでした。)
オススメ度:★★★★
■ Astoria Seafood($$)
3710 33rd St, Queens, NY 11101
(N, W線39Ave駅から徒歩約6分)
営業時間 火〜土:12:00PM~9PM
日・月:Close