- 「英語の学習ツール、どれを使えばいいのか分からない、、」
- 「今の勉強方法で英語力が上がっているのか分からない。他に何か良い方法はない?」
いざ英語の学習を始めようと思っても、一体どの教材を使ったらいいのか悩みますよね。
そこでこの記事では、英語学習ツールで悩んでいる方や学習方法が分からないという方のために,アメリカへ留学をした私がおすすめする英語の学習ツールと勉強方法を紹介します!
◆ もくじ ◆
1. 留学前の私の勉強方法と、留学後で学習方法を変えた理由
まず私が、留学前にしていた英語の学習方法を一応お伝えしておきます。当時の私も何から手をつけたらいいか分からずに、自分なりに考えて「これがいいかな」という感じで教材を選んでいました。
①〈単語〉アプリ「究極英単語 TOEIC 800点」
これは単純にAppleのアプリの中で無料ツールとして人気度が高く、アプリ自体が見やすそうだったので選びました。TOEIC頻出英単語をクイズ形式で学習できるようになっています。
②〈文法・リスニング〉アプリ「TOEIC L&Rテスト 究極のゼミ Part2&1」
留学前はTOEICを受けようとしていたので、この教材を選びました。
文法の解説もあり、リスニングの練習もできます。
③〈スピーキング〉アプリ「Real 英会話」
これは有料アプリになりますが、レビューがよかったので選びました。日常のシチュエーションごとにカテゴリが分けられていて、会話形式でスピーキングの練習ができるようになっています。
上記の3つのツールを使って勉強していました。
留学に行く前は会社勤めをしていたので、通勤時にアプリを使って単語やReal英会話で会話文を覚えていました。
・留学後に学習方法が変わった理由
理由は単純で、アメリカへ渡っていざ英語を使おうと思ったとき、ほぼ全く英語が出てこなかったからです。
それを機に英語の学習方法を見直し、これから述べる目次2〜4の学習ツールと勉強方法に変更しました。
これらの方法は現在も続けており、自分の中ではベストな学習方法だと思っているのでぜひ参考にしてみてください。
2. 単語の学習には「キクタン【All-in-One】(アルク)」のアプリ
これは英語学習ツールで有名なアルクが出しているアプリ。All-in-Oneシリーズは「TOEIC」バーションもありますが、私がおすすめしたいのは「Basic(ベーシック), Advanced(アドバンス), Super(スーパー)」バーションです。
こちらは有料アプリで1,840円(2020年2月現在)になります。アプリでこの値段は少し高いな〜と思うかもしれません。
ただこのアプリには、4000語(Basic) + 6000語(Advanced) + 12000語(Super) = 合計22,000の英単語と例文が入っています。
22,000語を覚えるのはかなり時間がかかりますし、プラス例文もそれぞれ入っているので、コスパはかなり良い方かと思います。
●学習方法
- 音声で単語が聞こえたらそれを真似して発音する。
- ノートにその英単語を書く。
- 次に、音声がその単語に関する例文を読むので、自分も後に続けて音読する。
- あとは繰り返し。
3. 文法の学習には「A pratical English Grammer」の参考書
最初に言ってしまうと、こちらは全て英語で書かれている参考書になります。
英語の勉強をするのに最初から英語で解説を読むの?!と思うかもしれません。
ただ私たちも国語は日本語で学習をしていたので、いきなりできなくても、最終的にはその国の言語で学習をした方がネイティブの感覚に近づけると思ったのです。
ただ、はじめから訳の分からない文章を読んでもやる気が失せてしまうので、私の場合、最初にアルクの教材を使用してTOEIC対策+文法と、単語の学習をしてからこの教材へ移行しました。
下記詳しく記載します。
●学習方法
- アルクの教材で、ある程度の英文法を学習する+単語を学習する。
- 英文法がある程度(中学〜高校学習レベルくらい)まで理解したら「A pratical English Grammer」へ移行する。
- 説明文を英語で読む。最初は大変かもしれないですが、だんだん慣れてきたらこう言いたいんだな、とわかってくるはず。
- 参考書にある例文はノートに書いて音読する。
- 繰り返し。
4. リスニングとスピーキング練習の最適ツールはYoutubeと動画配信ツール

私の場合、アメリカへ行く前は「Real英会話」というアプリを使ってスピーキングの練習をしていましたが、なんかちょっとネイティブが話してる感じと違うかもな〜といったのが正直な感想です。
そこで私が利用しようと考えたのは、Youtubeと動画配信サービスです。
これを選んだ理由は、実際にネイティブが使っている英語の言い回しや発音を聞くことができる+練習(シャドーイング)をすることで、自分の英会話の引き出しを増やすことができると思ったからです。
まず、おすすめのYoutubeチャンネルは「Hapa英会話」。
「Hapa英会話」チャンネルでは、英語を話しているときによくある、「日本語で言うこの言い回しって英語で何て言えばいいの?」といった、教材には載っていないようなフレーズを、日本語で丁寧に解説してくれています。
私たち日本人にとって、本当にありがたいチャンネルです。
そして下記が学習方法。
●学習方法
- まずは動画を1回通しで見る。
- もう1度動画を見る。その際に動画内で出てきた例文をノートの左半分側に書く。
- ノートに書いた2.の例文の日本語訳を右側に記載する。
- そのノートを使って、日本語→英語に言い換えれるように練習する。
- 繰り返し
次に動画配信サービスをおすすめする理由ですが、これも同様にネイティブの英語が聞いて、練習ができるから。
そしてそれをそのまま覚えれば日常の英会話でも使うことができます。
●学習方法
- まずは日本語字幕で映画orドラマを鑑賞して、物語の内容を把握する。
- 次に英語字幕で同じ映画orドラマを見て、物語の意味が分かるようにする。(英語の意味が分からなければ、日本語字幕に切り替えて意味を理解する。)
- その映画orドラマを聞き流し、音読をする(シャドーイング)。
- 繰り返し
個人的には映画よりもドラマの方がおすすめです。
なぜなら、映画の場合だと1本見終わるのに平均2時間ほどかかってしまうから。
ドラマやショートドキュメンタリーなどであれば30分〜1時間ほどの内容になるので、上記の学習サイクルが回しやすいです。
また、このような動画コンテンツサイトは、動画をあらかじめWifi環境などでダウンロードしておけば、オフライン環境でも見れるので、通勤中や外出先でも聞き流しができます。
ちなみに私がおすすめする動画コンテンツサイトは下記の2つ。
①Netflix(ネットフリックス) ・・・オフライン再生・英語字幕に変更が可能!
まず、Netflixの料金プランはベーシック800円、スタンダード1,200円、プレミアム1,800円になります(価格は全て税抜価格)。プランによって使えるデバイス数と同時視聴可能数も変わってきます。
Netflixでおすすめの海外ドラマは「The office(US)(ザ・オフィス)」と「gossip girl(ゴシップガール)」です!
ドラマ「The office(US)(ザ・オフィス)」
ドラマ「gossip girl(ゴシップガール)」
②Hulu(フールー) ・・・オフライン再生・英語字幕に変更が可能!
Huluはまず2週間お試しトライアルが可能で、その後は月額1,026円(税込)になります。
Huluでおすすめの海外ドラマは「Friends(フレンズ)」です!
ドラマ「Friends(フレンズ)」
「Friends(フレンズ)」は多くの英語学習をしている人がおすすめしているので、その点ではHuluはかなりおすすめです。
まとめ
英語学習用の教材は、現在はアプリやオンラインのものがたくさんあるのでどれを使っていいか迷ってしまいますよね。最後にまとめると、下記がわたしのおすすめの英語学習ツールと方法になります。
・ 単語の学習には「キクタン」のアプリ
・ 文法の学習には「A pratical English Grammer」の参考書
・リスニングとスピーキング練習の最適ツールは YoutubeとVOD(動画配信サービス)
上記の学習方法を続けていると、個人差はありますが、まずネイティブの英語がだんだん分かるようになり(私の場合は約1年)、覚えた英語のフレーズも少しずつ使えるようになって、自分の英語力がどんどん上がってきます。
楽しく英語の学習をして、ぜひ自分の可能性を広げていきましょう☆