これからニューヨークへ旅行、もしくはニューヨークでしばらく生活をすることになった!という方へ、交通機関のことがわからないという人は多いと思います。
ニューヨークは大都市なので交通手段が複雑なのではないか?、利用方法がよくわからない、、、という不安があると思います。この記事ではニューヨーカーが利用している交通手段を紹介していきます。
ニューヨークでは以下の交通機関がメインです。
地下鉄
地下鉄は24時間365日動いており、ニューヨーカーが最も利用する交通機関です。
ニューヨーク市の地下鉄は27本のラインから構成されいます。ラインごとに色分けされており、さらに列車ごとに「1、2、3」や「A、B、C」といった番号やアルファベットが振り分けられています。
基本的にラッシュ時は2〜5分おき、日中や休日は10〜15分おき、夜中は20分おきに運行されています。
料金
① 1回券(Single Ride Ticket)・・・3.00ドル
② メトロカード(Metro Card)
メトロカードはプリペイドカードのようなもので、ニューヨーク市内を観光したり、長期間の生活する上で地下鉄をよく利用するということであればこちらを持っておくことがオススメです。
メトロカードには2タイプのチャージ方法があります。
②-1、プリペイド式(Pay-Per-Ride)・・・5.50ドル〜80.00ドル
こちらは5.50ドルから80.00ドルの購入ができます。5.50ドル以上チャージをすると5%のボーナスが加算されるのでお得です。
そして乗車1 回ごとに2.75ドル引かれるシステムになっています。
②-2、乗り放題(Unlimited)
7日間・・・33.00ドル
30日間・・・127.00ドル
*カードの新規購入には+1.00ドルかかります。
*カードを改札に通してから18分間は改札でカードを通すことができなくなります。
*1度購入したカードは裏面に記載がある有効期限まで繰り返し使うことができます。有効期限を過ぎて発券機でリチャージをする場合は、自動的に新しいカードへ差し替えがされます。
*料金はすべて2020年3月時点のものになります。
購入方法
この地下鉄を利用するための1回券やメトロカードは地下鉄の窓口や発券機で買うことができます。
利用方法
1、改札で回数券orメトロカードをスライドする。
カードを通す改札は主に下記の2通りタイプがあります。
カードをここの改札でスライドさせて、『GO』の表示が出たら回転バーを押して中に入ります。
ここでもし『Please swipe again』という表示が出た場合は、上手くカードのが認識できなかったので、もう1度カードをスライドしてみてください。
『Swipe Again at this Turnstile』の表示の場合は、同じ機械でもう1度カードをスライドさせてください、という意味です。
違う機械でスワイプをしてしまうと、プリペイド式の場合は2回分チャージをされてしまうので注意が必要です。
2、自分が行きたい方面のプラットホームへ行く。
*Uptown・Queens方面・・・北方向、現在地より数が大きいストリート、もしくはQueens(クイーンズ)地区へ行きたい場合*Douwntown・Brooklyn方面・・・南方向、現在地より数が小さいストリート、もしくはBrooklyn(ブルックリン)地区へ行きたい場合
便利アプリ紹介
♦︎MYmta・・・地下鉄とバスの時刻表がわかるアプリ。オンタイムの時刻表がわかるので時間のムダをなくすことができます。
♦︎NYC Subway・・・ニューヨークの地下鉄の全体マップです。どのラインがどこの駅に停まるのか、このマップを見れば調べることができます。
バス
マンハッタン、クイーンズ、ブルックリン、ブロンクス、スタテンアイランドといったニューヨーク市内を走っています。
それぞれのバスにはアルファベットと数字で表示されており、そちらがルートを表します。
例)
M50:マンハッタン(M)の50番ルート
Q34:クイーンズ(Q)の34番ルート
B42:ブルックリン(B)の42番ルート
Bx23:ブロンクス(Bx)の23番ルート
S61:スタテンアイランド(S)の61番ルート
X38:エクスプレスの38番ルート
料金
現金もしくは地下鉄で利用するメトロカードで乗車します。
1回券の場合・・・3.00ドル
メトロカードの場合・・・2.75ドル
エクスプレスの場合・・・6.50ドル
*現金の場合はお釣りが出ないので注意です。
利用方法
歩道に立っている、バスのマークがある青い標識がバス停になります。
乗車の際は料金の支払いを先に行うので、一番前の扉から乗ります。
乗車してすぐに運転席横の料金箱もしくはメトロカード読み取り機にカードを入れて支払いをします。
降車する際は、赤色の降車ボタンか、バス内の端に張り巡らされている黄色もしくは黒のロープのようなものを引き下げて、次のバス停で降りることを知らせます。
便利アプリ紹介
♦︎MYmta・・・先ほど地下鉄の便利アプリで紹介した『MYmta』はバスも同様にオンタイムの時刻を調べることができます。
タクシー
・イエローキャブ
マンハッタン内でよく見かけるタクシーで、市内でも1万3,000台が24時間運行しています。
料金
初乗り2.50ドル+州税50セント。
1/5マイルごとに50セント、低走行中、もしくは停車中は60秒ごとに50セント。
ただし、月曜日〜金曜日の16:00〜20:00は1ドルに値上がりします。20:00以降は夜間料金になります。
タクシーを利用する場合は上記の料金にプラスでチップを支払います。
チップの料金はメーター料金の15%〜20%が目安です。支払いはクレジットカードもしくはデビットカードでの支払いも可能です。
*ちなみにマンハッタン – JFK空港の料金は一律52.00ドルになっていますが、橋やトンネルを使うと追加で料金がかかることもあるそうです。
Uber(ウーバー)
Uberはタクシーのように利用ができますが、タクシーよりも低価格の傾向があるため、ニューヨーカーはよく利用しています。
*ただし料金はラッシュ時など高くなる傾向があるので、Google mapでタクシーやLyftの料金と比較するのがオススメです。
利用方法
まずはUberのアプリをダウンロードして、自分の情報とクレジットカード情報を登録します。
♦︎Uberのアプリ
次に、迎えにきてもらう場所と行き先を入力します。その後アプリ上で支払いを完了させます。
そうするとピックアップに来てもらえる車のナンバーとドライバーの担当名がわかります。その車が自分の周辺にくるとお知らせされるので待っておきます。
目的地へ到着したらあとは降りるだけ。その後アプリでレビューをするようになるので、ドライバーの評価をします。
Lyft(リフト)
LyftもUberと同じようなサービスで、ニューヨークではUberと同様に利用されています。
Lyftもタクシーよりかは低価格になりますが、ラッシュ時などで料金が変動するので、こちらも利用する前にGoogle mapでタクシー、Uberと料金を比較すると良いです。
利用方法
Uberとほぼ同様です。Lyftもアプリをダウンロードして自分の情報と支払いの登録をしておく必要があります。
♦︎Lyftのアプリ
ニューヨークの交通機関は難しそうですが、意外と分かりやすい仕組みになっています。
交通機関を使いこなして、観光、そしてニューヨーク生活を楽しみましょう!