NYの観光名所である美術館『MoMA』が再オープンしました!
3月から始まったニューヨークでのロックダウン以降、ずっと閉館していた美術館が、8月下旬を境に少しずつオープンしてきました。
MoMA(ニューヨーク近代美術館)もそのうちの1つで、8月29日に再開し、今回私もようやく行くことができました!
しかしコロナ対策のために、ロックダウン前とは少し違ったかたちで開館されています。
今回は、再開後に実際に行ってみたMoMAの様子などを紹介していきます。
コロナ対策で入館の際には下記のような条件があります。
8月29日より、MOMAは再オープンされましたが、コロナ対策で下記のような条件があります。
- MoMA公式ホームページより、事前のオンライン予約と、前売り券の購入が必要です。入館時にモバイルチケットを提示します。
- 110℉(37.8℃)以上の体温がある場合は入館することができません。
- マスクの着用は必須になります。
- 館内でもソーシャルディスタンス(6フィート)を保ちながら鑑賞します。
- 荷物を預けるチェックルームは閉まっているので、28㎝×43㎝×13㎝以上の大きい荷物は持ち込むことができません。
- 営業時間は10:30AM〜5:30PMまでになります。
オンライン予約は簡単、支払いまでを事前に済ませます。
ロックダウン前は当日チケットを購入することができましたが、現在は事前にオンラインで日程を予約してから支払いまでを済ませます。また、毎週金曜日は、ユニクロがMoMA美術館を無料開放していましたが、そちらも現在は中止となっています。
オンラインでの予約方法は下記のとおりになります。*MoMAの会員メンバーでない場合
1 , MoMA公式ホームページの予約ページから、MoMAの会員メンバーかどうかを選ぶページに入るので、そこで”I am not a member(会員ではない)”を選びます。
2, カレンダーのフォームが出てくるので、美術館へ行きたい日付を選択します。
*MoMA会員メンバーでない方は、月曜日は予約することができないみたいです。
3, 予約したい時間と、購入するチケットの枚数を入力します。
*予約は大人、シニア、学生のチケットは1回の予約につき2枚まで、子どもは2人までとなっています。
4, 自分の名前、住所、メールアドレス、電話番号と、クレジットカード情報を入力して、確認ページへ進みます。
5, レビューページで、訪問する日時や自分の情報に誤りがなければ、予約とチケットの購入を完了します。
→登録したメールアドレスに、レシートとQRコード付きのモバイルチケットがメールで届くので、美術館訪問当日までそちらは保管をしておきます。
実際にMoMAへ訪れました!
5Avもしくは6Aveの53thストリート側に入り口があります。
入り口が少し混雑している場合は、警備員の指示に従って外で並ぶ必要があります。
入館すると、まずは検温の機械があり、ガイドの人の指示に沿って体温を計測していきます。
検温を終えた後に、チケットのQRコードを見せる入り口があるので、その列に並びます。
事前のオンライン予約で購入した前売り券のQRコードを、スマホ上で見せて読み取ってもらいます。
この検温とチケットを見せ終わると、ようやくギャラリーに入ることができます!
入り口付近にはこんなアートもありました。
ギャラリーはフロアごとで、下記のようにセクションが分かれています。
<1st floor>
Sculpture Garden、『Neri Oxman』展(〜10/18まで)
<2nd floor>
1970-近代コレクション、『Haegue Yang:Handles』展(11/15まで)
<3rd floor>
『Felix Feneon』展(〜1/2/2021まで)、『Taking a Thread for a Walk』展(〜1/10/2021まで)
<4th floor>
1940-1970コレクション
<5th floor>
1880-1940コレクション
<6th floor>
『Judd』展(10/9/2021まで)
ギャラリーは、どのセクションも、人が集まりすぎないように注意がされています。
2階で行われている「Haegue Yang:Handles」展の様子。
3階で期間限定で行われている「Taking a Thread for a Walk」展の入り口。
こちらも3階の期間限定で開かれているギャラリー、「Felix Feneon」展の様子です。
日曜日という割と人が集まりやすい曜日に行きましたが、それでも人数制限があるため、ゆっくりとギャラリー鑑賞ができます。
ゴッホの有名な『The Starry Night(星月夜)』があるギャラリールーム。コロナのロックダウン以前は、このギャラリーにいつも人が集まっていましたが、ここも今では落ち着いて絵を見ることができます。
6階ギャラリーでは、『Judd』展が開催されています。
1階のSculpture Gardenも開放されていて、イスに座ってゆっくりすることもできます。
2階から見たSculpture Gardenの様子はこんな感じです。
グッズコーナーも通常通り営業しています。
MoMAといえば、おしゃれでアーティスティックなグッズがたくさんあることでも有名です。
この美術館には2階と地下1階にグッズコーナーがあり、現在はどちらも営業しています。
2階にあるグッズコーナー。
MoMAのトートバッグやキーホルダー、マグネットなどもあります。お土産にはとてもかわいい商品です。
Tシャツやパーカー、ピンバッジ、そしてニューヨーク・ヤンキースのグッズも販売されています。
現在6階で開催されている『Judd』展のグッズもあります。
地下1階にあるグッズコーナー。
MoMAとVANSがコラボしているスニーカーとTシャツもあります。
アートに関する本や写真集がたくさんあります!
さいごに
MoMAは3月のロックダウン後閉館されていましたが、8月下旬にようやく再オープンしました。
人数制限や事前予約などの新しいルールもありますが、人数制限があるため、以前の混んでいる状況よりもゆっくりとアートを鑑賞することができます。
MoMAギャラリーの詳しい紹介はまた別記事でアップします!
■ The Museum of Modern Art(MoMA)
11 W 53rd St, New York, NY 10019
(N, R, W,Q線57st-7av駅から徒歩約6分)
営業時間 月〜日:10:30AM~5:30PM *月曜日はメンバーのみ