ニューヨーク観光名所の1つ、Brooklyn Bridge(ブルックリン・ブリッジ)
「Brooklyn Bridge(ブルックリン・ブリッジ)」は、ニューヨークの有名な観光スポットの1つとなっています。
世界最古の鋼鉄ワイヤーの吊り橋ということでも有名で、またさまざまなニューヨーク映画やドラマにも登場していることから観光名所となっています。
実際には、イースト・リバーの上に架かっており、マンハッタンとブルックリンを繋いでいる橋です。
自動車などの交通量が多い橋でもありますが、もちろん歩いたり、自転車で橋を渡ることもできます。
Brooklyn Bridgeの歴史
ブルックリンブリッジは1870年1月3日に建設が始まり、1883年に完成したアメリカ最古のの吊り橋の1つで、世界初のスチールワイヤーの吊り橋でもあります。
この橋を設計したのはJohn Augustus Roebling(ジョン・オーガスタス・ローブリング)。
1883年5月24日に、このブルックリンブリッジが一般公開されました。開通式には何千人もの人たちが集まり、多くの船も出動したそうです。橋の開通初日には車が約1800台、そして15万人の人たちが橋を渡りました。
その際に、1番最初に橋を渡ったのが、エミリー・ウォーレン・ローブリング(橋の建設の際に、最初にケーソン病にかかってしまったワシントン・ローブリングの妻)という人物でした。
橋が完成した時点では、ブルックリンブリッジは全長1825メートルで、1903年までは世界最長の橋とされていました。
しかし、橋の開通から間もなくして、この橋は崩壊するのではないかという噂が広まり、その噂を払拭するためにP.T.バーナムがサーカスのゾウ21頭を引き連れて橋を渡ったという話もあるほどです。
実際にブルックリンブリッジを渡ってみよう!
今はコロナウイルスの影響で、なかなか海外旅行に行くことが難しいですが、状況が落ち着いてニューヨークへ旅行ができるようになった際には、ぜひブルックリンブリッジを渡ってみてください!
橋は基本的にいつでも自由に渡ることができますが、安全面を考慮すると日中がおすすめです。所要時間は徒歩で約20〜30分くらいなので、半日もあればブルックリンブリッジを渡ることができます。
今回こちらではマンハッタン側からブルックリンブリッジを渡るプランをご紹介します。
画像引用:https://ja.maps-manhattan.com/
まず向かう場所は、ロウアーマンハッタンにある「City Hall(シティ ホール)」になります。
地下鉄でR線もしくはW線の「City Hall」駅か、4・5・6番線の「Brooklyn Bridge City Hall(ブルックリン ブリッジ シティーホール)」駅で下車します。
その駅から、ブルックリンブリッジの橋の入り口までは歩いて約5分程で着きます。

橋の入り口までには「Brooklyn Bridge」という標識があり、迷うことなくたどり着くことができます。
橋の入り口付近まで来ると、「New York Police Department」という少し高めの建物があるので、そちらが目印になります。
橋の入り口までたどり着いたら、あとはブルックリン側に向かって橋を渡るだけです!
楽しむポイント① 橋からの景色を楽しむ
ブルックリンブリッジを渡るにあたって、やはり見所なのは橋から見える景色です!
特におすすめなのは、マンハッタン側にあるビルが立ち並ぶ景色と、橋の上から見えるイーストリバーの景色です。また、ブルックリン側に向かって歩いているときに、右手側の遠くの方に、自由の女神も見ることができるので、ぜひ見つけてみてください。
楽しむポイント② 橋のタワーにある刻印を見つける
ブルックリンブリッジの特徴ともなっている、ゴシック様式のタワーにて、刻印や銘板を見つけることができます。
西暦や文章が刻まれているもので、それを見つけたときには、とても歴史を感じることができます。
楽しむポイント③ タワーを背景に写真を撮る
ブルックリンブリッジを楽しむ3つめのポイントは、タワーを背景に写真を撮ることです。
実際にブルックリンブリッジを渡っていると、たくさんの人たちが写真を撮っています。
ブルックリンブリッジは世界的にも有名な観光スポットなので、タワーを背景に写真を撮ると、とてもいい記念になるのでおすすめです。
* 橋を渡る時は歩行者用と自転車用でレーンが分かれています。写真を撮る際は歩行者側で撮影をしましょう!
■ Brooklyn Bridge(ブルックリン ブリッジ)
Brooklyn Bridge, New York, NY 10038
(RもしくはW線のCity Hall駅もしくは4・5・6番線のBrooklyn Bridge City Hall(ブルックリン ブリッジ シティーホール駅)から徒歩約5分)
【ダンボ】ブルックリンブリッジを渡った後に行くおすすめスポット3選
マンハッタン側からブルックリンブリッジを渡って歩くと、すぐにブルックリンのDumbo(ダンボ)という場所に到着します。
せっかくダンボまでやってきたので、橋を渡った後に行くおすすめの場所を3か所ご紹介します!
1. Foragers Market(フォーレージャーズ マーケット)
ブルックリンブリッジを渡り終えてから徒歩約10分のところに、「Foragers Market(フォーレージャーズ マーケット)」というスーパーがあります。
こちらのフォーレージャーズ マーケットは、2005年にオープンし、地元の農場や生産者から仕入れた高品質な食料品を提供している、この地域に根付いたスーパーマーケットです。

こちらのスーパーでは、お店の入り口にカウンターがあり、できたてのジュースやスムージーを注文することができます。
地名がついたジュースもあります。地名から飲みたいジュースを選んでみるのもおもしろいかもしれません!
フォーレージャーズ マーケットの外には、ちょっとしたテラス席のようなスペースがあります。
天気が良い日であれば、こちらでジュースを飲んだり、ランチを食べたりするのもおすすめです。
■ Foragers Market(フォーレージャーズ マーケット)
56 Adams St, Brooklyn, NY 11201
営業時間 月〜日:8:00AM~10:00PM
2. Butler bakeshop
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Brooklyn Bridge Park(ブルックリン ブリッジ パーク)のすぐ近くのWater Street沿いに、「Butler」と書かれた看板が目印のカフェがあります。
こちらは何と言ってもTO-GO カップがとてもかわいいんです!2021年3月時点では店内での飲食はできませんが、こちらでコーヒーをテイクアウトして、マンハッタンやブルックリンブリッジを背景に写真を撮ってもかわいいので、カフェ好きの方にはおすすめのスポットです。
■ Butler
40 Water St, Brooklyn, NY 11201
営業時間 月〜金:7:00AM~6:00PM
土・日:8:00AM~6:00PM
3. Brooklyn Bridge Park(ブルックリン ブリッジ パーク)
ブルックリンブリッジパークも、ブルックリン橋を渡った後、徒歩約10分でアクセスできる場所です。
パークには回転木馬もあり、ブルックリンからロウアーマンハッタンの景色も眺めることができます。

■ Brooklyn Bridge Park(ブルックリン ブリッジ パーク)
17-31 Water St, Brooklyn, NY 11201
さいごに
ブルックリンブリッジは、ニューヨークの観光名所でもあり、1度は訪れてみたい方もたくさんいると思います。
半日もあれば、ブルックリンブリッジを渡って、さらにはブルックリン、ダンボ周辺も散策できるので、ぜひ訪れてみてください!