ニューヨークのクリスマス イルミネーション 2020
ニューヨークのクリスマス イルミネーション2020を紹介します!
今年は、コロナの影響でイルミネーションはどうなるかと言われていましたが、制限があるなかでも開催されていました。
なかなか旅行ができない今のご時世なので、ニューヨーク現地から2020年のクリスマスイルミネーションをお届けします!
Rockefeller Center(ロックフェラー・センター)
ロックフェラーセンターの最初のクリスマスツリーは1931年に設置され、当初は手作りの装飾で控えめに飾られていました。その2年後には700個のライトが点灯し、それ以来、ロックフェラーセンターのクリスマスツリーの点灯は伝統になっていったそうです。
ニューヨークでは1番といってよいほど有名なクリスマスツリーなので、盛り上がるのは何と言ってもツリーの点灯式です。
毎年このツリーの点灯式を見るために、早い時間帯からたくさんの人が集まるほどのビッグイベントです。
今年第88回目となるクリスマスツリー点灯式は、安全対策のため、例年のように現地で見ることができず、テレビでの中継となりました。
ちなみに、例年のクリスマスツリー点灯式はこのような感じです。
また、ロックフェラーセンターの5th Aveを挟んだ向かい側には、『Saks Fifth Avenue』という路面店があり、そちらのイルミネーションもとてもきれいで賑わっています。
Macy’s(メイシーズ)
Macy’s(メイシーズ)は、1900年代からの老舗デパートで、ニューヨークのミッドタウンにあります。このMacy’sも、サンクスギビングデーにはパレードを行ったりと、イベントにも力を入れているグループです。
ホリデーシーズンに入ると、Macy’sデパートのディスプレイはクリスマス仕様になります。
毎年テーマがあるようですが、2020年は、パンデミックの最中でも最前線で働いていた人たち(ニューヨークではエッセンシャル・ワーカーと呼ばれています)への感謝を捧げるというテーマ。
これらのディスプレイは、アーティスト、アニメーター、電気技師、照明のエキスパート含め、100人以上が製作に関わったそうで、完成までに2週間ほどかかったそうです。
Bloomongdale’s(ブルーミングデールズ)
Bloomingdale’s(ブルーミングデールズ)も、ニューヨークにある有名な老舗デパートです。
ドラマ『Friends(フレンズ)』を観たことがある方は知っているかもですが、ジェニファー・アニストンが演じていたレイチェルがよく行っていたと設定されていたデパートです。
Bloomingdale’sのウィンドウディスプレイも毎年ホリデーシーズン仕様に変わりますが、このデパートのディスプレイはとてもゴージャスで、まるでミュージックビデオの1シーンに入ったかのような、不思議な世界観を楽しむことができます。
Dyker Heights(ダイカーハイツ)
Brooklyn(ブルックリン)地区の少し奥にある住宅街、Dyker Heights(ダイカーハイツ)は、ミッドタウンに比べてアクセスしにくいですが、訪れるべき価値のあるエリアです。
Dyker Heightsの83から86Stにかけて、住宅街の住民がそれぞれの家でクリスマスのデコレーションを行っていますが、それがあまりにも華やかなので、毎年多くの人が訪れ、ホリデーシーズンはイルミネーションスポットになっています。
今年はパンデミックの影響で、イルミネーションの飾り付けが行われるかわからない状況でしたが、今年も例年とおり装飾をしている家庭が多いそうです。
私は今年行くことができませんでした..!下の写真は以前のものです。
2020年はパンデミックの影響で、ニューヨークは完全に「今までとおり」ではありませんでした。
そんな中でも、これらのクリスマスイルミネーションはこれまでと変わらず、華やかで私たちのホリデーを楽しませてくれるものでした。今は海外旅行がなかなか難しいので、少しでもニューヨークのクリスマスを共有できたらな、と思います!